感味力

■■■感味力■■■

 

誰もが持って生まれた力です。

日常生活を 

「ゆっくり、ジックリ、丁寧に」

感じること味わうことで

様々な思考の原形回路を育てます。

 

特に0歳から6歳までは 

ストレス無く、子供のテンポで 

快適にゆっくり

生活を味わい感じることで

この力は

一生使える強力な感知能力に育ちます。

 

引用元:http://nokolabo.jimdo.com/

どんぐり母さんのFB記事

”職場で冬休み中に何をするのか聞かれたので、

「星が綺麗に見られる時期なので、家族と一緒に天体観測に行くかな〜」と答えたら、

 

「星の名前も星座も、本見れば覚えられるのに、なんでわざわざ寒い中を見に行くのか理解できない」と変人認定されてしまった(笑)

 

確かに、星座や星の名前は、本見れば済む話なのかもしれないけれど、本を見るだけではできない体験をしたいから行くんだけどな…(^^;)

 

同じく、キャンプに行くことも、「お金出せば、美味しいものを作って提供してくれる店がたくさんあるのに、わざわざ不便なところに行って自分で料理したいのか分からない」

 

あ、鮭の遡上を見に行った事も「そんなの、テレビで見られるじゃん!信じらんない!」と驚かれた。

 

綺麗なところだけ切り取ったバーチャルで充分なんだって。この人、子供の頃から都内に住んで、自然と戯れた経験もなく遊びといえばテレビゲーム。小学生の頃から進学塾に通い、子供時代をすごさずに大人になってしまった人だから、きっとわかり合えることはなさそう(^^;)

いや、変人でいいです。ビバ!変人!”

 

聞いたら、偏差値が抜群に高い大学を卒業した方たちばかりで、子どもの頃から自由に遊んだことがない、幼児期から習い事、小学校に入ったら塾通い、息抜きでテレビゲーム。社会人になった今ではテレビゲーム内でガンガン課金…だそうです。

画像①

この画像をみれば魚を焼いていることはわかります。

(わからない子もいるかな・・・)

 

でも経験がないと魚を焼いた匂い、炭火のじわじわくる暖かさを想像することは出来ないでしょう。経験しているからこそ、その感覚を再現することができます。

 

テストには出ません。

もっと美味しそうな魚も売っています。

でもそこには物語がありません。

 

川に潜って魚を追い掛け回した楽しみもない。

釣竿を通して感じた魚の躍動感もない。

 

そんなものいらないという人もいるようですが・・・。

画像②

この画像は4月に撮った写真で、当時小5の男の子に、

 

「昨日子どもたちと遊んだところ。この赤い丸の中の黒いのな~んだ?」

と聞いたら、

 

『クジラ? サメ? ここ海?』とまさかの返事…。

 

正解を見せてあげて、「ザリガニとかカエル捕まえたことないの?」と聞くと、

 

『ない。』

 

「普段遊ばないの?」

 

『そんな暇ない。』

 

土日祝日はいつも野球の練習と試合、平日も3日程監督の家に集まって練習。

学校もスポ少もない完全OFFは年に3日ほど。

さらに学校の部活、毎日の宿題です。

 

「スポーツは楽しむのがいいんじゃない?」というと『勝たなきゃ意味がない!』という返事・・・残念です。

 

チームではミスをしたら怒鳴られるのは当たり前、楽しむ、自分なりに工夫する余地がない、ただ ”勝つ” 為に指導者の指示に従うのが当たり前という世界・・・。