ワークショップや勉強会、教室の体験でやってもらう宿題体験の減減法のさくらんぼ計算の中に、ひとつだけ分ける必要がない引き算を入れておく。
※減減法・・・14-7 の7を4と3に分けて、14-4=10、10-3=7にする。
17-6=これを9と答えたお母さんが2人いました。(8人中2人だから25%ね)
普通にやってもらったら、絶対に9にはしないはずのお母さんたちが、9にしてしまうほど混乱するんですね。
6を3と3に分けて、17-3=14、14-3=11として正解したお母さんもいました。
じゃぁ数の概念がまだしっかり身についていない小学1年生はどうなるんでしょうね。
数字に丸をつけて、足し算・引き算がわかる言葉に線を引くというやり方で文章問題をさせて、いたずらでこの問題を混ぜておく。
『メダカはフナより6匹多くいます。今数えたらメダカは8匹でした。メダカとフナは全部で何匹いますか。』
あれ?おかしいと気がつきながら6+8+8=22 答え22匹とやるお母さんが一番多い。
ついで14匹、最後に10匹。
これも1問だけ出したら正解率は上がるでしょう。
でも間違えてしまう。読まなくなってしまう。
自分自身の頭が混乱する経験、そういう刺激を子どもたちが学校と家(宿題)で毎日何年も受け続けて来た事実、そして親も良かれと思ってさせてきた事実を突きつけられるから ”絶句” するんでしょうかね。(他にもいろいろ体験してもらいますし)
実際にやってみたい方はこちらから
小学校の算数では、単に算数が苦手になるだけでなく、人格否定、思考停止につながるようなイベントが盛りだくさんです。
実際に学校の授業に入って、実際にその学習をやって見つけました。
見つけたけどやっていない酷いイベントもたくさんあります。
●音声計算
●九九の下りを時間を計ってやること。
やったらどう感じるかなぁ やらないけど。
あっ酒井式は算数じゃないか(笑)
家庭で取り組んでいるお母さんから頂いたコメント
酒井式には個人的にとっても不満です。
(異常を異常と思えない、あるいはせざる負えない・・・どちらにしても恐ろしい)
九九の時間を図るのは論外です。九九検定合格したい娘には、とにかくゆっくりと言い続けています。計算の速いお友達は、娘とボードゲームしているとき、娘のお金の計算が遅すぎると切れていました。(まさに突然切れているといった表現がぴったりでした。)
音声計算・・・もう本当に嫌だとしか言いようがないのですが・・・
お仲間のどんぐり教室の指導者から頂いたコメント
メダカとフナの問題、本当に22匹、14匹、10匹の順に多かったです。
間違えていることに驚いてるお母さん、
説明しても?となっているお母さんもいました。
そこまでしてもまだ、宿題を続けてさせているお母さんが減りません。
宿題をしていない子が、廊下に出されて酷く怒られているのを見ている子どもたちも、宿題なんて死ね!と言ってる子達もやめられません。