小学校の給食の時間には、しゃべってはいけない時間としゃべっていい時間があります。
コロナ騒動後の黙食の話ではありません。それ以前からありました。
もちろんしゃべると叱られます。
教室に来ていた子たちのクラスでは立たされたそうです。
全国的なのかは定かではありませんが、松戸市の小学校でもあったし我孫子市の小学校にもあります。
息子たちに聞くと10分ずつだそうです。
高学年になるともう管理できなくなるからゆるくなるようですが、低学年たちにとって先生のいうことは絶対です。
また、授業中にトイレに行っていいのは、前の休み時間にトイレに行った子だけで、トイレに行かなかった子はその授業中にトイレに行ってはいけないというへんなルールも聞きます。
休み時間にはトイレに行きたくなかったけど、時間がたっていきたくなるのは普通のことです。
でも異常なルールに合わせるために、子どもたちは平気で嘘をつくことを覚えます。
世の中は理不尽なこともあり、嘘も必要だというのはもっと世界の素晴らしさを知ってから、心が育ってから学んでいって欲しいです。
低学年に刷り込むことではありません。
そんな世界で生きていくことに意味がない、もう生きていけないと命を絶つ子はいませんか?
一事が万事ではありませんが、子どもたちへの影響を考えていないルールはたくさんあります。学校がそういう場所だと知っていれば、そのルールに従順に育つことが危険だとわかります。
家庭でリセット可能ですし、リセットできないレベルなら学校を休めばいい。
ただそれだけのことです。
宿題の弊害さえ自分で確かめようとしない方には無理かもしれませんが、子どもの心と頭を守るには、権威に委縮して言われたことを言われたとおりにやる作戦だけでは足りません。
学校の良いところは良いところとして感謝して、悪いところは悪いところで調整する。
子どもの反応をみながら工夫していく必要があります。
マイナスをリセットする「遊び」と「のんびりくつろげる居場所(家庭)」がない子たちは、異常な現実世界(徹底管理の学校、習い事・勉強で急かされる/育児放棄状態の家庭)からの逃避で仮想世界にどっぷり漬かる。
感度の良い子はゲーム機やテレビを見る時間が少なくても、学校にいるだけでおかしくなる。そして、現実世界に対応できなくなると「発達障害」と診断され、隔離され、投薬される。
“薬漬け”になりたくない~向精神薬をのむ子ども~
上半身が揺れ続け、止まらなくなった12歳の子ども。足の先がけいれんし、小刻みに震え続ける高校生。今、多くの子どもが向精神薬の副作用に苦しんでいる。国立精神・神経医療研究センターが行った調査で、発達障害の症状がある子どもに対し、小学校低学年までに向精神薬を処方している専門医が全国で7割にのぼることが明らかになった。重い自閉症やうつ病の症状などに苦しむ人々の効果的な治療薬として使われてきた向精神薬。一方、子どもの脳に及ぼす影響は未解明で、処方する量や種類について明確な安全基準はない。今月3日、薬の深刻な副作用に子どもの頃から苦しんできた人たちが集まり、安易な投薬はやめるよう強く訴えた。処方の基準が曖昧なまま進められてきた子どもへの投薬。その結果もたらされた過酷な現実を伝える。
引用元:https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3213/
冗談でも、映画の話でもありません。
おかしいですよね・・・腹が立ちますよね。
私はかなり腹が立っています。
子どもが生まれてから5歳までの写真や動画を見てほしい。
そこにはきっと、我が子らしい好奇心旺盛ではじける笑顔があるはずです。
小学校に入り、学年があがるにつれて子どもたちが失っていくものです。
どんぐり式の子育てでは、その笑顔が消えずに育てられることが一番気に入っています。
しかもおまけで抜群の学力がついてきます。おまけばかり求めると、大事なものを失います。
先日、久しぶりに昔の動画をみてみたら、幼児期のテレビ環境が悪かった長男の表情に驚きました。あんな表情をさせる子育てをしていたんだなぁと反省しました。
環境設定をしてからは、なかなかいい表情になりましたけどね(^_^)
私の長男のケースのように、どんぐり倶楽部に出会うのが遅れて、環境のせいでその子本来の表情や好奇心・思考力が損なわれてしまったとしたら、リセットをおすすめします。
もし私が息子たちを普通(世の中の異常な環境)に育てて、小3の終わりの時点でどんぐり問題に手も足も出ない状況だったら・・・。
●テレビ・・・捨てるか、捨てないまでも子どもがいる時間はつけません。
●ゲーム機・・・壊れてもらいます。その他電池を使う遊び道具はほぼしまいます。
●習い事・・・全部やめます。
●土日・・・自然を味わえるいろいろなところへ連れて行きます。テーマパークや映画館、カラオケ等の受動的な娯楽は一切いきません。勉強同様考えない頭に育ちやすいスポ少は絶対に辞めさせます。
●家庭学習・・・宿題の計算は確認用に1問、漢字は読みと意味だけ確認。 どんぐりを週に2回、あとはテストの間違えをわからん帳に貼って、少しずつ解るようにしていきます。
●普段の遊び・・・基本外遊び、出来るだけ自然を味わう遊び中心にします。あとは自由な遊びのための素材と道具(折り紙、お絵かき帳、粘土、木材、工作道具、大工道具、等)をそろえます。
生れてから8~9年間かけて与えたダメージを、12歳までの3年間で可能な限り取り除こうと足掻きます。今よりも環境設定を徹底していると思います。