”虫捕り” といえば、男の子の春から秋にかけての最高の ”娯楽” …でした。都会では難しくなったかもしれませんが、今でも虫かごと網を持った子どもを見かけることがあります。
”おっいいぞ~ゲーム機で遊ぶより何倍も楽しいだろう” とほほえましく思います。
もしも子どもから 「カブトムシが欲しい」 と言われたらどうしますか?
ヘラクレスが欲しいなどと言われたら仕方がありませんが、普通のカブトムシだったら…
スマホを開いてネットショップで、、、はなくて、
「じゃぁ捕まえに行こうか」 と言ってあげましょう。
ショッピングモールで買うのが普通と思っている子どもにとっては、自然のカブトムシを捕まえるというのは、なかなか楽しいイベントです。
カブトムシはどこにいるのか、季節はいつがいいのか、飼う時には何が必要なのか、宿題のつまらない調べもの学習よりもよっぽど楽しく調べると思います。
身近なところではバッタが面白いですね。
オンブバッタ ショウリョウバッタ イナゴ
トノサマバッタ ヒシバッタ
息子たちはトノサマバッタを始めてみた時に、
「あっ 仮面ライダーだ!」 といいました(笑)
バッタを捕まえるのには、最初は網を使うとよいですが、そのうち手でチャレンジさせてみましょう。
バッタの動きを読んで、素早く捕まえないと逃げられてしまうので、コツをつかむまで結構かかるかもしれません。
でも楽しいことですから、子どもたちは捕まえるまで様々な工夫をします。
虫捕りで楽しく工夫する経験は、机の上で勉強をするよりもはるかに子どもの地頭を鍛えることでしょう。
蝉、カマキリ、クワガタ、トンボ、ちょっと枠を広げて、カエル、トカゲ、ザリガニ、子どもたちを魅了する身近な生き物は沢山います。
親はその興味の扉を一緒に楽しみながら開いてあげればいいだけです。