デジタルメディアから遠ざけられて育つ子の世界では、時間は1倍速で流れ、眼から入る映像は途切れることなく連続しています。
テレビは編集しているから細切れを繋ぎ合わせているため時間の流れが不自然で違和感が生じます。 最近の流れでは、ユーチューブがテレビ代わりになっているようで、低学年の子たちも朝から普通にユーチューブを見てから学校に来ている状況です。
ユーチューブはテレビ番組より短い時間に、さらに細切れの動画を繋ぎ合わせている。
パッパ、パッパと場面がかわり、強い刺激に子どもたちは飽きることなく、短編の動画を見続ける。
もともとユーチューブは倍速再生ができますが、最近は動画をつくる段階で倍速にしてある動画もあり、落ち着いて見れるようになっていません。
これが、子どもの心と体の発達に影響を与えないという方が極論でしょう。
コロコロ感情が切りかわる子。
話に連続性がなく脈絡なくポンポン会話が飛ぶ子。
会話のキャッチボールが出来ない子。
増えるのは当然でしょうね。
学校の先生の肉声と黒板に書かれた抽象的な記号(数字や式)による授業など理解できませんって。
だから、増えているそういう子にあわせて、デジタルを使った授業が増えてくる訳です。
そこに、話を聞くだけで理解できる感度の強い子を送り出しているんですからね。
VR(バーチャルリアリティ)もじわじわ来ていますね。
ショッピングモールのアミューズメント広場にはVRのゲーム機がたくさん設置されています。