普段の子育てで、子どもたちの状態をみるチェック項目といいますか、非常に気にしていることがあります。
それは子どもたちの ”表情” です。
子どもたちから笑顔が減っていないか、ひきつった笑顔になっていないか、優しさが顔から消えていないか、きつい顔つきになっていないか、そうしたことをよく観察しています。
幼稚園の頃は笑顔にあふれていた子が、小学校に入学するとイライラが増え、だんだん子どもらしい笑顔が出なくなり、高学年~中学生になったら思春期の影響か家の中が大変な状態になる。
そんなパターンに陥っている家庭は多いのではないでしょうか。
私が子育てで心がけていることは、”子どもたちから笑顔を無くさない” ことです。
これは、地頭が良い、学校の勉強ができる、スポーツができる、といったことよりも優先される項目です。
我が子から笑顔がきえてほしいと思っている親はいないと思いますが、
いつの間にか「めんどくせ~」「疲れた~」が口癖になり、笑顔がきえていくのです。
自分自身を振り返っても、大人になるにつれて、やらなければいけないこと、楽しくないこと、つまらないことが増え、いつしか心から笑うことがなくなっていったように思います。
しかし、世の中には大人でも子どもの様に笑う人がいます。
何気ないことに、子どもの様に驚き、感心し、好奇心をどんどん膨らませる大人。
実に楽しそうです。
自分の子どもたちにはそのように育ってほしいと思いました。
成長すること、大人になることと引き換えに、”笑顔” を減らしてほしくないと強く願いました。
では、なぜ子どもたちから笑顔がきえていくのでしょうか。