企業で人事の管理職をしていましたので、
コミュニケーションやコーチングの技術を学び、実践し、教えてきました。
単純記憶が苦手な私ですので、専門用語はす~っと忘れてしまいますが(笑)
子育てで使える簡単な方法をいくつか紹介します。
●子どもが話しかけてきたら手を止めて体を向けて目を見て話を聞く
企業でも、部下がわざわざ話をしに来ているのにPCモニターから目を離さない上司は多いですね。
子どもは「聞いて」と言っている時はお母さんの目を見ていますので、
お母さんがスマホを見ながら「な~に~?」なんて言うと
聞いていないと思って「聞いてよ!」と言ってきます。
「だからなにっ? 聞いてるでしょ!(怒)」
なんて叱らないようにしましょうね。
●何かを伝えるときは子どもが聞く状態になってから伝える
テレビを見ている子に、「明日の準備しておきなさいよ」なんて言っても…
当然聞いていません。
でもお母さんは伝えたと思っているので、「さっき言ったでしょ!(怒)」になります。
キッチンから、リビングで遊んでいる子に「お風呂の掃除おねがいね」なんていっても、子どもは「は~い」と返事をしても右から左です。
「掃除してっていったでしょ!(怒)」になります。
子どもの注意を自分に向けて、子どもが目を向けたら伝えたいことを言ってあげるといいですね。
私は出来るだけ子どものところまで行って、手を止めてもらって、目が合ってからお願いするようにしています。
出来ない時も呼んでから、目が合うまでお願いすることを言いません。
言っても右から左ですから(笑)
●子どもの言った言葉を使って相槌をうつ
「今日さ~ 大変だったんだよー」(子ども)
「何が?」ではなく、
「今日、大変だったんだ~」 がいいです。
子どもが何か話しかけてきても、親がやって欲しいことばかり言っていませんか?
「手洗いうがいはしたの?」
「先に汚いズボンを脱いじゃって!」
一発で子どもの聞いて欲しいムードは消え去ります。
子どもといえども対等なコミュニケーションをとりたいですね。
全て高度な技術ではありません。
無意識に実践されている方も多いと思います。
まだやっていないという方は是非試してみてください(^_^)