”カマキリ” と聞くと何やら楽しくなるお父さんはいませんか? はい私です(笑)
都市部では少なくなりましたが、”虫取り” といえば ”カブト虫” か ”カマキリ” かというほど男の子の心を鷲づかみです。
カマキリといえば有名なのが ”交尾の時にメスがオスを食べる” というショッキングなこと。
子どもの頃に交尾中に生きながら食べられるカマキリのオスを見て、心底「人間で良かった~」と思いました。
これは、”卵の栄養のため” ”次の産卵のため” ”食べられることで生殖を完結する” とう諸説ありますが、
”カマキリは目の前で動くものは何でも食べるため”
というのが有力だそうです。私もそれが一番しっくりきます。
カマキリは生きたエサしか食べないんです。
カマキリのオスにとって、子孫を残すというのはまさに命がけですね。
しかも、かわいい我が子を一目見ることもなく…。 人間で良かった。
そうそう、カマキリといえば卵(正確にはを産む位置で冬の積雪量が予測できるという研究もあるようですよ。面白いですね。
このカマキリの卵、正確には卵鞘(らんしょう)といい、中には約200個の卵が入っているそうです。
そこで問題です。
<S4級-76>★★★
去年の夏にきよはる君が見つけてきた蟷螂の卵が庭でふ化しました。ふ化した幼虫を数えてみると全部で210匹いました。今年成虫に育ったのはそのうち2匹でした。うーん成虫になるのは大変ですね。では同じ条件で68匹の成虫が育つまでに、成虫になれない蟷螂さんが何匹出ると思いますか。
答えは…内緒♪ といいたいですが、一応書いておきます。
7072匹 (式:68÷2×210-68=7072)
う~ん自然界はきびしいですね。