幼児~小学生に、
「理不尽なことを我慢する」
「なんでも真面目に頑張る」
そういう訓練をするのは、、、お勧めしません。
高橋まつりさんの死は人ごとか 東大OGの過労死を巡って
2015年12月、電通の新入社員だった高橋まつりさんが長時間の過重労働を苦に、自ら命を絶った。だが現在、この事件を受けても東大生には「自分は過労死をしないから大丈夫」「激務でも自分なら大丈夫」と根拠のない自信を持つ傾向が少なからず存在するのではないか。「彼女の死はあくまで例外的な出来事だから」。就活を控えた東大生の一人がぽつりと口にした言葉から、その根拠なき自信が透けて見えるように感じた。
引用元:https://www.todaishimbun.org/takahashi_matsuri20170516/
ワタミは「ホワイト企業」になったのか? ホワイト認定と「無反省」の実際を探る
「(過労自死した社員を)なぜ採用したのか。なぜ入社1カ月の研修中に適性、不適性を見極められなかったのか」
(『朝日新聞』2013年8月2日)
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/36404b0b1e58498b87de8134142120b563d8b9b9
弔電で「天命とは申せ」と社長
元康さんのお通夜に届いた社長の電報には、次のように書かれている。
天命とは申せ、これからの人生が始まろうとしているのに、今日はお別れをしなくてはならい宿命に、涙尽きるまで流れる涙を止めることができません。辛いお別れですが、どうか早く生まれ変わりになられ、この世にかえられることをお祈り申しあげ、謹んで西の空を仰ぎ、合掌し、お見送りをいたします。
引用元:http://www.mynewsjapan.com/reports/1277
私は超ブラック企業の現場で1年間、本社(人事)で3年間働いたことがあります。
商売を覚えたくて入社したので仕事がきついのは構わなかったのですが、仕事がきついのとブラックなのは別次元の問題でした(苦笑)
その後転職した会社はとっても働きやすい、元ブラック企業の社員からはぬるま湯のような職場でしたが、それでも鬱や自律神経失調症で休職する社員は少なくありませんでした。
社会に出た子どもを、親が守り続けるというのは現実的に困難です。
だから、社会に出た時に、自分の身は自分で守れるように育てる必要があります。
違法な業務命令が出ることがあります。
無理難題を言ってくる上司もいます。
権力を笠に着て人をいじめるのが生きがいのような人もいます。
顧客に不幸を売りつけることで利益を上げるような仕事もあります。
1年後、新卒社員が3割残ればいいと思っている会社はざらにあります。
小1~高3までの12年間かけて刷り込まれた 「我慢する」 「頑張る」 という手法だけでは乗り越えられない場面が数多くあります。
違う方法はないか、やらなくて良い方法はないか、別の解決方法はないか、そういった思考力が必要になってきますね。
時には、逃げることも必要です。
ここまでやって解決しないなら、やらないという選択も必要です。
キャリアを変える勇気も必要です。
自分で考えて行動することが必要なんです。
学校の勉強は大切ですが、義務教育の内容程度は授業を聞くだけで十分くらいに育てたらいいんじゃないですかね。
学力が低いのに塾のテスト対策なんかで点数をあげては意味がないと思うのは・・・やっぱり少数派なんでしょうけど。