「パッパッと計算できないと高学年になったら困ります。」という先生は多いです。
それで、毎日の宿題も計算と漢字と音読が中心です。
(自学という強制学習もでていますが)
計算が遅いと「(学力が低いから)ついてこれていません」と言われて焦るお母さんたちも多いですが、大丈夫。困ったことになっているのは計算だけ早かった子たちです。
もちろん計算が遅かった子たちも困っていますが、共通しているのは、「考える力」を育ててもらえなかった…というかもともとの力を潰されてしまった子たちです。
長男は低学年の頃から計算は遅く、九九は上りだけ合格し、下り、ランダムはクラスで一人だけ合格できずに九九の単元が終わりました。
高学年でもすらすら言えませんでしたが、学校の算数では計算の単元でもミニ先生として同級生たちに教えているそうです。
計算スピードは 「普通(本人談)」 だったそうです。
先生たちは良かれと思って言っているかもしれませんが、まともに検証もしていない思い込みです。
しかも、逆効果 です。
家庭の問題も大きいですが、苦行のような宿題をしっかりやりきった子たちが、中学に入ってからどうなっているか?
中1の段階から塾通いの子がクラスの半数以上という異常事態です。
異常が普通になり過ぎて、塾に行っているほうが「優秀」とさえ思っているバカな子たちもいます。
「あの塾で使っているテキストはよくテストに出る」
「あの塾の定期テスト対策はよくあたる」
そんなことを中学生たちが話しているんですよ?
まあ、親も似たり寄ったりですが…
「定期テスト 的中率抜群」というキーワードで検索をかけると ⇒ 検索結果
溺れる者は藁をもつかむ にならないように気をつけましょう。
困ったことにこの藁(塾のテスト対策)は、一時的に助かったように思えるのですが…所詮「藁」です。
何を言われてもぶれないように♪
ただし、理解していないことはしっかり潰しておきましょうね。