ドロシー・ロー・ノルト著
この本も子育て中の方に是非読んでいただきたい本です。
この本に収められている ”子は親の鏡” という詩は有名ですので、一度は目にした方も多いと思います。
とても良い詩で私も大好きですが、ここでは
”こどもはみんな、違うんだ”
をご紹介します。
お父さんお母さんには、焦りから加熱する早期教育の動きに惑わされず、誰がどんな習い事を始めたかなど気にせず、我が子を見て、我が子の育つペースを守って欲しいのです。
しかし、それが難しいのが現代子育て事情です。ぶれない子育てのために、心に刻んでおきたい詩です。
覚えておこう
子どもは、成長の設計図を持っている
子どもは、その子の速さで伸びる
子どもは、その子の時間で育つ
子どもは、その子の図案で実る
子どもは、その子の歩幅で学ぶ
子どもは、その子の資質で生きる
子どもは、その子の頭で考える
子どもは、その子自身の人生の約束を果たす
子どもは、みんな、違うんだ
子どもを励まそう
自分を大事にするように
人との違いを生かすように
全力でぶつかるように
よい実を結ぶように
愛の心を感じるように
この世の違いを認められるように
命を敬うように
確かな未来をつかむように
忘れないでほしい
この子は、この世にたった一人しかいないのだ
子どもは違う
一人ひとり、みんな違う
そんな子どもがいるから
この世にすばらしい
違いが生まれる